中年以降も脳が活性化するのです。
脳の老化を防ぐには、脳の可塑性、学ぶこと、体験することが脳の劣化を防ぐといわれています。
運がよければ、脳は発達し、改善し続けます。
とくに仕事に関して人生経験がより豊富になることで脳の働きがよくなる、青年期より中年期のほうが、成果がはるかに上がるそうと言われています。
より論理的で筋の通った考え方ができるようになるからです。
仕事環境は学生時代よりハードにもかかわらず、脳が発達し続けないと考えるほうがおかしいと思いませんか。
ストレスを感情的にうまく処理できれば、私たちにもたいへんよい影響があり、また脳のためにもよいのです。
年をとるとバラバラだったかけら(過去の知識や体験)がまとまり、より良い仕事ができる。
私たちの行動、つまり生き方が脳を変化させてきます。
伝達速度と回路容量のアップのためにはミエリンが必要になります。
男性の脳をスキャンした結果、前頭葉と側頭葉という2つの重要な脳の領域(言語に対して割り当てられている領域)で、ミエリンが中年期に入っても増加し続けること。
50歳近くでミエリンはピークになりますが、人によっては60代でも生成され続けるミエリンはミドル世代以降でも増やせるので、遺伝子を受け継いでいないからと言って、あきらめないミエリンは意識的に使うことで増加し、効率がよりよくなるということも確認されています。
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