両手はおへそから10㎝位下の丹田に当てて腹式呼吸で行うと効果が倍増。
ここで昨日お伝えました腹式呼吸について・・。
呼吸法には、
肋骨を広げたり閉じたりする「胸式呼吸」と、
お腹を出したり引っ込めたりすることにより横隔膜を上下させる「腹式呼吸」とがあります。
一般的に、
女性には胸式呼吸が多く、
男性には腹式呼吸が多いと言われていますが、
腹式呼吸の方が、
精神安定、
血圧上昇抑制、
脳の活性化などの効果が高いのです。
また、脳波がリラックスした
α波や
θ波の状態になります。
性別に関係なく、
腹式呼吸を心がけたいのもですね。
まずは、
お腹を使って横隔膜を動かす腹式呼吸です。
肋骨でなく、
腹を出したり、
引っ込めたりさせ、
横隔膜を上下させることにより呼吸します。
吸うときは鼻で、
吐くときは口で、
が基本ですが、
鼻で吸い、
鼻で吐くでもいいです。
口でのみおこなう呼吸法を口呼吸と言い、
現代人に増えていますが、
これが精神不安定、
判断力低下に
つながると言われていますので気をつけていきましょう。
それでは、
吐くことから始めましょう。
吸う、吐くとしましたように、
表現上は吸うことを先にすることが多いのですが、
実際の呼吸においては、
吐くことを先におこないます。
腹式呼吸では、
吐くこと、
特に「ゆっくり吐くこと」が重要視されています。
体に必要な酸素を取り入れるためには、
二酸化炭素を出し切らなければなりませんが、
胸式呼吸では、
これが十分になされません。
まず、最初に吐き、
肺の中の空気を出し切ってから
呼吸を始めると考え、
吐いてから吸うという習慣を身につけたいものです。
悪いエネルギーを吐き出してから
良いエネルギーを取り入れると
イメージして呼吸すると更に効果的です。
腹式呼吸の基本とは、
意識しなくとも胸式呼吸でなく、
腹式呼吸ができるように習慣づけたいものですが、
まずは、意識して腹式呼吸を身につけることから始めてください。
吐くときに腹をへこませ、
吸うときに腹を膨らませるという要領でおこないます。
方法とは・・・。
最初は、腹をへこませ、
口でゆっくり息を吐きます。
まず口を大きく開け「ハー」と息を吐き、
続いて口をつぼめ「フッフッフッ」と息を吐き、
最後に「フー」と
肺の中の空気を出し切ります。
つまり、腹をへこませ、
できるだけゆっくりと時間をかけながら・・・
ハー、フッフッフッ、フー・・・
と息を吐くということになります。
次に、腹を出しながら
鼻からゆっくり息を吸います。
呼吸する時間は、
ゆっくりを意識しながら
自分のペースでおこなえばよいのですが、
目安がほしいなら
吐く:吸う=2:1と考え、
6秒で吐き、
3秒で吸えばよいでしょう。
慣れたら、できるだけ長くできるようにしていきましょう。
この腹式呼吸法では、
特にゆっくり吐くことが重要視されます。
悪いエネルギーを吐き出してから
良いエネルギーを取り入れると
イメージして呼吸すると更に効果的です。
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