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桜の咲く春先に多い嫌な気分(不定愁訴)を吹き飛ばすには・・。
気温差のおおきい天候の影響とは
低気圧に包まれると
空気中の酸素が微妙に薄くなるようです。
日常では、
その変化に体が自然と対応しますが、
中にはうまく対応できない人がいるようです。
すると体を守ろうとして
副交感神経が優位に働き過ぎて、
不定愁訴が現れるのです。
故事ことわざの『春眠暁を覚えず』も、
その症状の1つですね。
副交感神経が優位に働き過ぎているので、
その対応は
交感神経にスイッチを入れてあげればいいと言われています。
つまり、
体を興奮させてやるといいようです。
交感神経を優位にするのは、
身近なものではコーヒーや濃いお茶を飲む、
食べ物であれば辛いものなどがいいようです。
冷たいシャワーや熱いシャワーを浴びるのも方法の1つだそうで、
一時的なショック療法なの・・!?
病院によっては
“体がお休みモード”の症状と説明されるようです。
ただし、病気が隠れていないか、
必ず総合診療科などで検査してもらうことも必要かもしれません。
市販の漢方薬で
かぜの引き始めや肩こりなどによく用いられる
“葛根湯”があげられていますよね。
葛根湯がいいのは
成分の1つに“麻黄”が使われているので、
この生薬には、
交感神経刺激薬のエフェドリン類が含まれていて
覚醒作用があるので、
交感神経を刺激するので、
逆に効き過ぎると
動悸、不眠、胃の不快感などの副作用が出る場合があるようで
使用方法には要注意かもしれません。
検査で異常が見つからないと、
一般の医療機関(西洋医)では
治療の対応がなかなか難しいらしいです。
場合によっては、
精神科を紹介されて
抗鬱薬や抗不安薬を処方されて終わり
というケースもあり要注意です。
治療で受診をするなら
東洋医学科(漢方、針灸)の方がいいとも言われています。
“季節の変わり目の不定愁訴は
一時的に自律神経のバランスが崩れている状態なので、
気象や気温が落ちついてくれば
自然と症状も改善されていくようです。
春は芽吹く季節ですので、
どんどん屋外に出て
積極的に体を動かすことが
予防にも治療にも取り入れられています。”
ただし、
まだ日によって寒暖差が激しいので要注意ですね。
春だからといって
急に薄着になるのは病気の発生危機。
自分の体調に合わせて、
寒くない服装を心がけるようにて
お出かけください。
春の主な不定愁訴といわれています。
★軽いめまい。
★立ちくらみ。
★疲れがとれない。
★体がだるい。
★寝起きが悪い、日中の眠気。
★鼻炎などのアレルギー症状。
★下痢気味。
★やる気が起きない。
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