大麦を食べ続けていると便秘解消になるの?
ダイエットや生活習慣病対策など健康効果が実感できます。
大麦は
不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維をバランスよく含んでいます。
パワーの主役は、
水に溶ける水溶性食物繊維“β-グルカン”
食後血糖値の上昇抑制やコレステロール値の低下、
排便促進など、
世界各国で機能性の表示が認められています。
不溶性の食物繊維は便のカサを増し、
腸のぜん動運動を活発にしてくれます。
さらに、大麦に含まれる“β-グルカン”などの水溶性食物繊維は、
腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整え、
腸の動きをよくしてくれます。
大麦で腸スッキリ、腸美人
大麦は便秘解消に効果があります。
日本人は食物繊維が不足しているといわれています。
食物繊維の量は白米の17倍!
便秘改善などの効果が期待できます。
食物繊維には、
便秘を解消し
腸の働きを整えたりする作用があることが認められています。
現代の日本人の多くが食物繊維不足の状態といわれています。
厚生労働省で
成人男性の1日の食物繊維摂取量の目標は20g以上、
成人女性は18g以上としていますが、
すべての年齢層で目標値には達していません。
食物繊維は意識的に摂取したいものです。
研究発表でも、
大麦を食べることで排便量が増え、
便秘改善に効果があることが実証されています。
大麦は
食後の血糖値上昇を抑えて、
脂肪をつきにくくします。
肥満防止には、
食後の血糖値を急上昇させないことが肝心なのです。
大麦のβ-グルカンは、
食べたものをゼリー状に包んで胃から腸へ
ゆっくり移動させるので消化吸収に時間がかかり、
血糖値の急上昇を防ぐことができます。
大麦は胃や腸の中でゆっくり消化されるため、
満腹感が持続し、
1日の摂取エネルギーを抑えることにつながります。
麦ごはんはもともと白飯より低カロリー。
そのうえ満腹感も持続するので食べ過ぎを防ぐことができます。
大麦の血糖値の上昇を抑える効果は、
糖尿病予防にもつながります。
またβ-グルカンには
腸内で脂肪の吸収を抑える働きがあり、
脂質異常症や動脈硬化の予防にも。
小腸で
コレステロールや、
コレステロールを原料に作られる胆汁酸と結びつき、
その吸収を妨げて体の外に排泄させてくれるからです。
その結果、
総コレステロール値、
LDL-コレステロール値ともに、
麦ごはんを食べたグループで明らかな低下が確認されています。
β-グルカンは
動脈硬化の原因となるLDL-コレステロールの排出を助けてくれるのです。
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