喉が無防備になってしまう。
マスクを使用しているこの時期に、子どもの口呼吸のリスクは?
子どものころから口呼吸が当たり前になっていると、
さまざまな心配ごとが出てきます。
時期には、
睡眠中の口呼吸によって咽頭内が乾燥し、
朝起きてからのどの痛みを訴える子どもが増え、
病院を受診することが多いといいます。
こういった症状の場合は、
普段の呼吸を鼻呼吸に戻すだけで、
再び通院する必要のないケースもあるようです。
普段行っている呼吸が、
口呼吸と鼻呼吸のどちらがいいか、
明らかでしょう。
口呼吸の場合、
歯列や咬合が正常でなくなることがあります。
口呼吸で口を開けている時間が長くなるために、
口輪筋による前歯の舌側への作用が弱くなり、
歯がくちびる側へ傾斜するようになります。
これは乳歯だけでなく、
永久歯でも起こります。
また、
口呼吸をしていると咀嚼機能が低下します。
そのため嚥下障害や消化障害も引き起こしかねません。
また、咀嚼しているときにくちびるが開いているため、
音を立てて食事をするというマナー上の問題もあります。
給食中にクチャクチャ音を立てて食べていると、
同級生からの視線がどんなものか、
親でなくても心配になってしまいます。
口呼吸が当たり前になってしまうと、
常にくちびるが開き気味になってしまいます。
周囲の人から集中力が欠けているように見られたり、
やる気がなさそうな印象を持たれてしまうという
危険性もあります。
子どものころから口呼吸が習慣化してしまうと、
必要性のない病院通いをしなければならない場合があります。
また、学校生活にも悪影響を与えます。
さまざまな弊害から子どもを守るためにも、
いち早く鼻呼吸の習慣を取り戻させてあげましょう。
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