“ぎっくり腰” 早く治すための正しい対処法とは・・?
クリスマスをぎっくり腰ではクルシイデスヨネ。
ぎっくり腰の発症直後には?
◎痛みが強い場合は、
腰に負担がかからない楽な姿勢をとるようにします。
膝を軽く曲げて横向きに寝る。
◎あおむけに寝て、
ひざを軽く曲げて、
膝の下にクッションを入れる。
◎あおむけに寝て、
低めの台に両脚を乗せる。
などの姿勢を勧めます。
発症から2~3日後の対処の方法?
かつては、
ぎっくり腰を起こした後は、
安静にすることが大切だと言われていました。
しかし、ずっと動かないでいると、
腰痛との関係が深い“背筋”が衰えるため、
回復が遅れてしまうということです。
したがって、
発症から2~3日後に痛みがやわらいだころから、
多少の痛みを我慢して、
動かせる部位は積極的に動かすようにします。
1.高めの枕を用意。
枕の長い面が横になるように置き、その上に腹ばいになって上半身を枕の上に乗せる。
2.この姿勢のまま深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。
3.ひじを立てて上半身を起こす。
腰を反らせた時に腰の痛みが強い場合は、元の姿勢に戻る。
ただしお尻や太ももに痛みが響かず、腰だけ痛みが増えるのは改善の兆候。
4.元の姿勢に戻って10秒くらいで痛みが引けば、この体操を続けてよい。
痛みが引かない場合は中止する。
5.慣れてきたら、ひじの位置を変えて腰を反らす角度をさらに増やしていく。
回数
“ぎっくり腰”の場合 反らして5~10秒×10回
1セットを1日2~3セット
再発防止とは?
ぎっくり腰を経験すると、その後の1年間で約1/4の人が再発するといわれています。
しっかりと再発防止に取り組むことが大切です。
▲無理な姿勢をとらない。
腰に負担がかかるような姿勢を避けましょう。
代表的には前かがみの姿勢です。
▲ストレスを軽減する。
ストレスが続くと痛みに敏感になります。
音楽や食べ物など、
自分の好きなものを生活に取り入れ、
ストレスを軽減しましょう。
▲肥満を防ぐ。
肥満があると体重が重い分、
腰に負担がかかって腰痛が起こりやすくなります。
▲適度な運動を行う。
痛みがなくなって完治した後に、
体を動かすことは、腰
をいたわるという意味で効果が期待されています。