栄養補給源としての価値は?

腎臓病にはリンやカリウムが少ない食品がいいと言われていますが!?

 

透析治療をするときは、

タンパク質をきちんと摂るように指導されるようですが、

肉や魚などタンパク質が豊富な食材には

リンやカリウムが多く含まれています。

 

リンやカリウムは透析患者さんにとっては、

動脈硬化や骨代謝の悪化などを引き起こす危険性があるので、

肉・魚の摂取を制限されています。

 

その点、

タンパク質を適度に含み、

リンやカリウムの少ない米は、

栄養補給源として優れた食品といえます。

 

糖尿病や腎臓病を治療中の方が米食をする際は、

医師の指導に従うのが良いと思います。

 

お米は日本人の主食です。

 

ほとんど炭水化物で構成されていますが、

タンパク質を約6%含んでおり、

日本人は一日に必要なタンパク質を肉、魚介類の次に、

実は米から摂っています。

 

このことも知られていないような状況ですから、

米のタンパク質については、

ほとんど研究されていませんでした。

 

最新の研究では驚くべき機能性があることが

次々にわかってきました。

 

私たちは毎日ごはんを美味しく食べることで、

知らないうちに健康効果を享受しているのです。