温かいお湯の張られた湯船に浸かると、
熱を逃がして体温を平熱に戻そうと血管が拡張するため、
同時に血圧は低下し、
血圧が低下すると人間は眠くなるようにできているので、
血圧が低い状態にあるとき、
脳には酸素が運搬されにくく、
脳は酸欠状態となっています。
この状態が続くと、
場合によっては意識障害になり失神し、
そのまま湯船の中で溺死してしまうことが・・・。
お風呂で眠らないためには?
・食前にお風呂に入るようにする。
食後と飲酒後は眠くなりやすいため、入浴はできれば食前に済ませる。
・普段から睡眠時間をしっかりとる。
睡眠不足の状態で入浴すると、眠ってしまいやすくなってしまいます。
・入浴中に眠気を感じたら湯船を出る。
ただしヒートショックを起こさないように、ゆっくり立ち上がりましょう。
・タイマー・アラームをセットして入浴する。
そうすれば入浴中に眠ってしまった場合でも、目を覚ますことができます。
入浴前に!!
・入浴前にコップ1杯の水を飲む。
入浴中は汗をかきやすく、
体の水分が失われることで血液がドロドロになってしまいます。
できるだけ入浴前に、水分を摂取するように。
・同居人にお風呂に入ることを伝えておく。
一緒に住んでいる家族や同居人がいる場合は、入浴前に一声かけておきましょう。
あってはならないことなのですが、
何か入浴中にトラブルが発生した場合に、早く発見してもらいやすくなります。