優位な緊張状態が長く続く!


あなたのこんな生活が髪のトラブルを誘発させます。

 

人間の身体を車に例えてみると、

エンジンは心臓であり

ガソリンは食べ物、

ヘッドライトは目です。

 

車を前に動かしたり、

止めたりするアクセルとブレーキというものがあることはご存知と思いますが、

我々の身体の中にも

状況を察知してアクセルやブレーキをかける機能を持つものがあります。

 

それが自律神経と呼ばれるもので、

アクセルは“交感神経”、

ブレーキは“副交感神経”に当たります。

 

それは

足を動かす神経が交感神経で、

足を止める神経が副交感神経だというのではありません。

 

手足を動かすように

自分の意識で動かせる神経は“運動神経”と呼ばれ、

別の神経になります。

 

“運動神経”は、

あまり毛髪に関わりがないのでここでは省いておきます。

 

この交感神経と副交感神経は

アクセルとブレーキですから、

どちらか一方だけ働いていてもいけないのです。

お互いがバランスを保ちながら、

シーソーのようにそれぞれの部門を担当して正しく機能しなくてはなりません。

 

一言で説明するなら、

交感神経はやる気の神経であり、

副交感神経はお休みの神経です。

 

昼間は

交感神経が優位の状態で働き、

活発に行動することができますが、

夜になると交感神経よりも副交感神経が優位の状態になり、

本来持つ免疫力を発揮して心と身体を休ませます。

 

こういった働きは

人間が地球上で宇宙のリズムを受けながら

生きている限り、

変わることはないのです。

 

結論から先に・・・。

さまざまな生活習慣病、

クセ毛体質、

薄毛体質、

抜け毛体質・・・

こういった状態は

副交感神経が機能しづらい環境、

言うなれば

常に交感神経が優位の緊張状態が長く続くことから始まります。

 

つまり髪の悩みに悩んでいる方は、

交感神経を鎮めて

意識的に副交感神経を働かせる状況を作りなさい・・・

ということになります。